江戸の渦潮

  • 2012/02/13(月) 05:46:31

第13話 復讐に燃えた女

緑魔子
佐原健二、小島三児
北川欽三、東大路昌弘、最上龍二郎
宮島誠、鈴木俊介、岸井あや子、麻ミナ
北山年夫、代志住正、戸塚孝、大竹義夫、都家歌六


事件は金六のたれ込みから始まった。

昨夜は仲間の祝言で、度を過ごしてお堂の中で酔いつぶれていた。

話し声で眼を覚ますと、妙なやろうが二人、ひそひそ話をしていた。

駿河屋がどうのこうの・・・


純之介は、さっそく手配して駿河屋へ張り込んだ。

夜半になって押し込んできたのは明け烏の喜兵衛一味。


一味は純之介たちに目潰しの粉を撒いて逃走。

喜兵衛は純之介の投げた小柄を足に受けて負傷。

息子と手下・太助の肩を借りてさらに逃げたが、橋に差し掛かったところで息子もろとも太助に殺された。
死体の周りにはカチグリが落ちていた。


喜兵衛親子が晒されていると聞いて、喜兵衛の息子の子を宿している おときは半狂乱になった。

それをなだめて、喜兵衛親子が死んだときのことを言い聞かせたのは太助である。

真相は、分け前を増やすために太助が喜兵衛親子を殺したのだが、もちろん正直に言うはずもない。

同心の唐木純之介が殺したと嘘をつく。

同心が相手では、おときも諦めると思ったのだ。
しかしおときは密かに復讐を近い、計略をめぐらせた。


4ヶ月が過ぎ、執拗な探索にもかかわらず、一味の消息は掴めなかった。

そんなとき文太が聞き込んできたのは
蔵前の乾物屋に、カチグリを買いに来る奴がいる。

妙に腰の低い商人らしい。


屋台「のんき」で梅助が一杯やっていると、妙に馴れ馴れしいやつが金六のことを訊きに来た。


ある朝、金六がいつものように魚を売り歩いていると

えらい剣幕のおばちゃんに、いきなり殴られた。


「間男をした」と金六が言いふらしていると言うのだ。

探索の結果、「五百文の捨松」という名が浮かび上がった。

五百文払えばどんな噂でも広めると言う男だ。

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